西日本経済の中心である大阪市に隣接する東大阪市は面積61.81平方キロメートルに31,164の事業所が密集する全国でも有数の中小企業のまちです。
日本有数の中小企業の密集地であり、高い技術を持った零細工場が多数集まっています。面積に対する工場の割合では全国1位、また工場の数も政令指定都市を除くと1位ですが、しかし近年は減少傾向にあり、工場跡地に新たに住宅が建てられるケースが多い。
隣市の八尾市同様に、この地域においても、江戸時代には旧大和川川床などにおける木綿栽培が行われ、大阪の中心、船場に近いという地の利があり、木綿を加工するための小規模な工業が発展していました。明治維新で家内的な木綿工業は一気に壊滅しましたが、残された技術が、現在の当地を支える原動力になっていきました。生産機械のための機械作りやその部品作りです。
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